Before After
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土葺き屋根の葺き替          土葺きは「つちぶき」や「どぶき」と読みます。明治時代~昭和初期まで主流だった、瓦を固定するために、大量の土を利用する工法です。瓦を揃えるのが難しく、経験を積んだ職人さんでないと施工ができません。大量の土を乗せるため、かなりの重量がありますが、断熱効果が非常に高い利点があります。
また、その重さによって強風に飛ばされにくいので台風対策とされていたり、地震対策としてもわざと重くすることで上下の揺れを防ぐと言われていました。ただし、注意点としては、その重量に耐えるために家の柱などは重みに耐え得るしっかりしたものである必要があることと、土が経年変化で痩せてくると瓦を支えきれず、ずれてしまったり、ずれた部分から雨漏りにつながってしまうことがあります。

難問題攻略‼          車も入らない石崖のの上に建てられたお寺であった為、この土をどう撤去運搬するかが課題であったが、弊社所有のクリーンカー(一般的にはバキュームカー)を駆使して葺き土を吸引除去するという技で見事難問解決。
 

こだわりの屋根造り                        屋根に座る鬼瓦には佛通寺派(広島)の寺紋、「糸輪に斑入り違い鷹の羽」を施し、隅鬼には卍の文字を配し檀家の方が誇れる屋根に仕上げた。

 

完成形